【川崎軍二】日活ロマンポルノっぽいドラマAV作品を作っていた名監督
忘れられようとしている人がいる。
忘れ去られてはいけない人がいる。
覚えておくべき人がいる。
「ドラマもの」や「ドラマAV」というのは、AVにおける1つの大きなジャンル。
むしろ、メインストリームの1つ。
かわいくておっぱいが大きい女優を綺麗に撮る「単体もの」
マジックミラーの車を使ったり家について行ったりする「企画もの」
素人(風)もの
ハメ撮り
これらに並ぶのが、”ドラマ”である。
AV業界に、またAVウォッチャーにとっても、欠かすことのできないものだ。
ドラマもので名前が通っている監督も、今となってはたくさんいる。
ネームバリューで言えば、やはり「ヘンリー塚本」だろうか?
ヘンリーを受け継いだ「長江隆美」も、非常に質が高いものを作り続けている。
特にこの2人は数も大量であり、シリーズ化している作品も多い。
最近だと、「朝霧浄」もいい。
非常に最近ぽい。
他にも、とにかくたくさんいる。
というよりも、誰もがドラマものを撮る時代。
ドラマを撮れないと、監督にはならない時代なのかもしれない。
そんな時代だからなのか、そんな時代なのに、なのか・・・
”一番ちゃんとドラマを撮っている”人が、意外と知られていない。
”撮っていたいた”というべきか。
川崎軍二
もしかしたら、若い方はご存知ないかもしれない。
ドラマものが好きなのに、知らないのは損。
少しでもドラマジャンルのAVに興味があるなら、必ず知っておくべき人だ。
AVとポルノのいいとこどり
まあ、確かにちょっとずるいです。
川崎軍二が撮るAVというのは、ドラマものというよりは「ポルノ」なんですよね。
それもそのはずで、「日活ロマンポルノ」を制作していました。
それはもう、そうなっちゃうのうは仕方がないこと。
とはいえ、事実として”その辺のドラマもの”よりは、よっぽどヌけます。
⇒ 川崎軍二シリーズ 熟女おかみの淫乱日記 ミセスの年下狂い失楽園
その特徴というのは、とにかく”ちゃんとしている”ということです。
AVにおけるドラマというのは、あくまで「シチュエーション」に過ぎないことが多いです。
「義父」だとか
「寝取られ」とか
「近所のおばさんに」とか
いろいろなシチュエーションに女優を当てはめただけ。
悪く言えば、おなじみの展開に女優をはめこんだけなのです。
ほとんどのドラマAVが、今もそんなものであると言えます。
それをしっかり演出して、レベルを上げたものが冒頭に挙げた監督達。
川崎軍二は、更にブッ込んでいます。
ドラマ部分を、もっと掘っているのです。
ハイレベルなNTRを、ぜひ見比べて欲しい。
演技はもちろん、AVはぬけなければ意味がありません。
ドラマジャンルとは、そのバランスの駆け引きでもあります。
川崎軍二は、オリジナルプロットの作品も多いです。
まさに、”ドラマの中にセックスシーンを入れた”ような感じ。
簡単に言ってしまうと、
「カラミがある昼ドラ」
という感じでしょうか。
”疑似”作品もいい。
”疑似”だからこそ、エロいです。
まさに、”日本のポルノ”です。
川崎軍二の作品には「疑似カラミ」のものもあります。
パッケージでなんとなく分かると思います。
ポルノ的な作品に有名女優が出ているのが、逆にいい。
決してマイナスポイントではなく、1つ上の楽しみ方としておすすめです。
昭和ノスタルジーAVとはこのこと
作品の多くが、非常に”昭和期”なものになっています。
それも、「昭和中期」な感じ。
若い方がわかるはずもない。
だからこそ、見て欲しいです。
あの独特の感じを、感じて欲しいです。
このブログをきっかけに軍二を知って、ヌいてもらえれば幸いです。
一番おすすめなのは、やはり「昭和官能劇場」シリーズです。
VHSで発売されていたものを、うまくまとめてあります。
こういうのを見ると、お得な時代だなと思います。
とにかく、登場人物が本当にリアルなんですよ。
おじさんはあの頃を、若い方は未知の世界を。
令和の今、2世代前のドラマを楽しむのも乙です。
何より、新しいオカズの選択肢となるはず。
おめでとう!